六本松セミナー

16時から六本松1号館にて
オレゴン州立大学の荒木仁志さんセミナー


荒木仁志さんは、九大出身で、ウチの隣の研究室やTachida研で集団遺伝の研究をされ、
学位習得後、海外の研究室に行き、現在はオレゴン州立大学に所属されています。
来年からはスイスの国立水域研究所らしいです。
2007年の進化学会の研究奨励賞を受賞され、
 http://wwwsoc.nii.ac.jp/sesj2/award2007.html 
今月Science に論文が掲載されています。
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/318/5847/100


セミナーは、最初Tachida先生が嬉しそうに紹介され、九大の誇る期待の若手研究者という感じでした。
Tachida先生、Iwasa先生、Szmidt先生、Inomata先生がいらっしゃり、
バンバン4人で質問してました(というか先生たちしか質問してなかったデス)。
議論を聞いてるのが、面白かったです。
(どんどん質問してらしゃったので、日本語で質問してもいいですよと言われても、
質問が思いつきませんでした(言い訳か・・・)→勉強する姿勢としてはいけませんね)。
まず、過去16年間に 遡上した約1万5千個体のDNAサンプルを用いたというスケールに驚きでした。
ダムで一個体ずつ完璧にサンプリングできるというのが、すごいです。
生活史多型(オスの行動タイプや複数年繁殖個体など)の解析に興味がありました。